能率手帳ゴールドを選んだ理由

手帳は毎年使っているけれど、自分の定番が長い間決まらずにいました。いろいろ買っては試し、あれもいいなと目移りし…の繰り返し。

しかし、気づけばある1冊の手帳に落ち着いていました。それが能率手帳ゴールドです。

昨年から使い始めて、今年で2年目に突入。そう書くと短く感じるけど、1年の中でコロコロと手帳を変えてきた自分にとっては「しっくりきている」と言えます。

なぜ能率手帳ゴールドに落ち着いたのか、ちょっと考えてみることにしました。

ロングセラーとしての安心感

まず、能率手帳ゴールドは長く愛されてきた定番品であること。

これまでもこれからも、毎年必ず入手できるという安心感。これから何年も使い続ける手帳を選ぶ上で、これはけっこう重要なポイントです。

中身もほとんど変わっていないようで、余計なページもなく実用的。「変わらない」というのは、なにかと移ろいやすい現代において意外と難しい気がします。

毎年デザインやフォーマットが変わるモノだと、毎年手帳を比較検討することになる。そういうちょっとしためんどくささからの解放を、能率手帳ゴールドはもたらしてくれます。

手のひらサイズ

能率手帳ゴールドのサイズ展開は2種類。1つは通常のいわゆるはがきサイズ、もう1つは小型版というひとまわり小さなものです。

わたしは後者の小型版を使っています。これが、まさに手のひらサイズ。片手で持ってパラパラとめくれるくらいのコンパクトさなんです。

この小ささが、しっくりきている大きな理由の1つかもしれません。

小さいから常に持ち歩ける。そして、「書きたい」と思ったときにサッと取り出してサッと開ける。

小さすぎると記入スペースが減ることを心配していたけど、わたしにとっては取り回しが良いことのほうが大切だったみたい。

渋くてシンプルなデザイン

能率手帳ゴールドを語る上で外せないポイント、それは渋すぎる外見。「おっちゃん手帳」の愛称を持つほどで、黒い羊皮に金の箔押しというデザインは渋い以外に言いようがありません。

だが、それがいい。

わたしはかわいいものも大好きです。華やかなカラーや柄にも心惹かれる。しかし、1年間ずっと一緒にいると少し飽きてしまうことに最近気づきました。

だから、手帳には「シンプルで飽きないデザイン」という条件を求めるようになりました。

能率手帳ゴールドの長年変わらない渋いデザインは、シンプルで洗練されています。毎日目に入るものだからこそ、この佇まいが理想なのかも。

補充ノートの存在

能率手帳ゴールドには、巻末に挟める薄型の専用ノート(補充ノート)があります。はじめから挟むことを前提に作られているため、ノートをセットしても手帳がボワンと膨らまない。感動。

手帳にノートが付属しているのって、思いの外便利なんです。以前はメモ用のノートを携帯してたけど、最近はこの補充ノートをメモ帳として使っています。

つまり、今まで手帳+ノートの2冊持ちだったのが、能率手帳ゴールド1冊で済むようになっちゃったということ。

持ち歩くモノの数をなるべく減らしたいと考えていたので、これはすごく快適。安心してたくさんメモできるように、補充ノートはまとめ買いしてストックしています。

これ1冊で良いと思える満足感

今まで挙げた全てに共通することかもしれないけど、能率手帳ゴールドには「この1冊があればいい」と思わせてくれる満足感があります。

何より、丈夫な作りであること。1年間何度も開いても耐えてくれるタフさは、メモ魔としては重視したいところ。

そして使い終わったあとも保管して見返したいから、耐久性はやっぱり外せません。

自分の1年をこの1冊に任せたい。能率手帳ゴールドは、そう思わせてくれます。

おわりに

という感じで、自分が能率手帳ゴールドに落ち着いた理由を5つ挙げてみました。

ちなみに、ちょっと気になる点も実はあって。

  • 月間ページがガントチャートである
  • ペンホルダー がついていない

最初は苦戦したけど、今では自分なりに工夫して特にストレスなく使えています(詳しくはまた後日)。

たぶん、そういうフォーマットとか機能性とかを考えるとベストな手帳はほかにあるかもしれません。でも結局は「ピンときたかどうか」みたいな感覚的なことが、同じ手帳を使い続けるきっかけになったりするのかな。

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